新しい年に想う事。

商い（飽きない）と良く言い聞かされてきました。

毎日、物を作り続けると、惰性になりやすい中、いかに自分を戒め励まし、そして喜びながら仕事をする。文字にすると簡単なのですが意外と難しい事です。幸いな事に、お菓子の種類が多数あるので、飽きたな～と感じる事はありませんでした。お菓子作りにはゴールは無くて、今日より明日、明日よりあさって・・・いかにして美味しいものを作るのかを追求しています、自然とそうなっています。これが職人気質なのかな？とも思います。一見同じように見えても、昨年より創意工夫した何かがプラスされているんです。素材であったり、配合であったり形であったり・・・今年もおそらく、そんな日々を過ごすと思います。完成型が無いからこそ、毎日飽きずに商いを続けられるのだと改めて感じている令和三年の元旦です。今年も初日の出は仕事場からケーキを作りながら迎えました。新たな一年がどのようになるのか・・先がわからないこそ面白い！最近はそう思えるようになりました。世界中が暗い思い空気の中ですが、少しでも、一瞬でも幸せを感じてもらえる様な、和菓子や洋菓子を作ります。よろしくお願いします。

ご来店を心よりお待ち申し上げております

令和三年元旦